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【実情】リアルファー問題について【再掲】

こんにちは。YASUです。

今回はリアルファーについて書かせていただきます。
以前に本内容について書かせていただきましたが、あまりうまく書けなかったので再度投稿します。

皆さんはリアルファーという言葉をご存知ですか?

リアル=本当の
ファー=毛皮

そのままですね。
我々は動物の毛皮を頂戴して冬を暖かく乗り越えてきました。

しかしながら、現在このリアルファーが非常に深刻で問題になっています。
なぜ問題になっているのか。本日はそんなテーマで書いていきます。

リアルファーとは?

リアルファーとは動物から取れる毛皮のことです。
主に中国などで取られ、高級品としてコートやマフラーなどに多く利用されます。

できない男
できない男
毛皮は死んだ動物から取ってるんだよね??

そう思う方も少なくないでしょう。
もしかしたら極少数の良心的なところではそうやって取ってるかもしれません。
しかし基本は生きている状態で皮だけ剥ぎ取られているのが実際の現状なのです。

信じられますか??
こういうありえない事が普通に起きているのです。

想像してみてください。
自分の家族がこん棒などで殴られ、意識が朦朧としている状態でナイフを入れられ、服を脱がすかのように毛皮を剥ぎ取られる。

どうですか?そんな事考えられますか?

再度になりますが、
そのような事が毛皮業界では日常的に行われているのです。

今回非常に辛い気持ちで書いていますが、
少しでも理解をしていただき、リアルファーを選ばない選択肢を持っていただけると嬉しいです。

現状を知ってほしい

上記でも書かせていただいたように、毛皮の採取では生きたままはがす事が基本です。
あるいは、毛皮に傷をつけないようにひどい捕獲をして採取をすることもあります。

一例

動物を捕まえ、狭い檻で飼育し、子供を産ませて、半年ほどたったら殺して皮を剥ぎます。
うさぎやミンク、キツネ、犬や猫までが首の骨を折られ、
ガスで殺され、踏み殺され、時には生きたまま皮をはがれています。

上記でも記載したように生きたまま皮を剥ぐことも多々あります。
日本では規制緩和のあと、海外から安い毛皮が流入したため、日本の毛皮農場は自然に淘汰され、現在は多くが輸入です。
今なお、日本では多くの人が小物や首をかざる防寒具として、またコートとして毛皮を購入して身にまとっています。

YASU
YASU
意図的に動物を殺して採取した毛皮をあなたは着たいですか??

日本はファー輸入大国

「リアルファー 現状」の画像検索結果

世界中で、ファー(毛皮)のために殺されている動物は、毎年1億頭以上にものぼります。そして、コート、バッグ、帽子、アクセサリーなどに加工され、店頭に並べられます。
日本は、ファー製品が流行し、中国、ミャンマー、イタリアなどの国から、なめした毛皮やファー製品が大量に輸入されているのです。

■2015年の輸入量(財務省貿易統計よりJAVAが算出)

毛皮や毛皮で作られた製品(付属品含む) 毛皮がついた衣類や付属品
2,494,410枚 1,744,278枚

 

次のファーの数は含まれていないため、上記の輸入量はほんの一部です。

※原毛皮やなめした毛皮の切片などで、上記に含まれていないものが約50,000kg分ある。
※衣類や付属品で革や金属等との混合データしかないものは除く。
※靴と時計は毛皮を一部使用したものがあるが、革と混在データしかないため除く。
※鞄については、毛皮を使用した製品のデータはないため除く

海外では続々と毛皮の輸入、販売を禁止している地域が増えてきています。

☑︎スロベニア 毛皮農場禁止への一歩
スロベニアでは、2013年1月末 新しい動物保護法についての投票が行われます。
この法案は、毛皮農場の完全禁止、および野生動物をサーカスに使うことを禁止するものです。
☑︎アメリカ、カリフォルニア州(ウェストハリウッド):毛皮製品の販売禁止 (2011年)
☑︎EU :アザラシ、犬、猫の毛皮製品の輸入を禁止。(2009年)

(参考URL:https://www.all-creatures.org/ha/nofur/nofur3.html

などなど長くなるので詳細は上記リンクをご覧いただければと思いますが、
各国で規制がかけられるようになってきております。
そんな中日本では特段輸入を禁止したりする動きはありません。
先進国でありながら遅れをとっている。それが我が国なのです。

リアルファーを買わない。着ない選択を。

「リアルファー 買わない」の画像検索結果

毛皮て暖かいですよね。かっこいいし。

YASU
YASU
でもそれってリアルファーである必要ありますか?

最近のフェイクファーはほとんどリアルファーにも見劣りせず、ほとんど差がありません。

また最近ではリアルファーを使わないブランドも数多く出てきました。

★2017年10月13日

グッチが毛皮使用の禁止を宣言。「ちょっと時代遅れ」。 イタリアの高級ブランド「グッチ」は、2018年から動物の毛皮を製品に使用しないと発表した。9月に発表した2018年春夏コレクションから、ミンクやウサギなど養殖を含めた動物の毛皮の使用をやめるという。

★2016年3月23日

アルマーニが毛皮使用を廃止 : アルマーニ グループ(ARMANI GROUP)は2016‐17年秋冬コレクションから全ブランドにおいて毛皮の使用を廃止する。

日本でもよく知られているところでは、

フォーエバー21、無印良品、ユニクロ、パタゴニア、バナナリパブリック、 ポロ・ラルフローレン、リーバイス、カルバン・クライン、H&M、ZARA、エディーバウアー、GAP、GUESS、J.CREW、リーバイス、ヘリー・ハンセン、TAISHI NOBUKUNI、ダナ・キャラン、 ステラ・マッカートニー、Timberland、コム・デ・ギャルソン、ザ ノースフェース、フェリシモ、 トミー・ヒルフィガー。。。

などなど他にもたくさんあります。
2016年にはアルマーニが。
2017年10月にはグッチが加わりました。
(参考URL:https://www.all-creatures.org/ha/nofur/index.html

もはやリアルファーはナンセンスです。
皆さんもそう思いませんか?

まとめ

正直この記事を書いていて胸糞気分が悪いです。
改めて現状を理解しましたがここまで残忍なのかと感じました。
ただまだまだ現状を知らない人はたくさんいると思います。
そういった方々に向けて微力ながらアナウンスをしていくことが
リアルファー撲滅に向けてキーになってくると思っております。

この世の中からリアルファーがなくなり、動物たちが幸せに暮らせますように。

ABOUT ME
YASU
Torekaというボディメイクプラットフォームを作っています。 『ボディメイクを通じて人生を変える』をテーマとしています。

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