こんにちは。YASUです。
本日は今TwitterやInstagram内で話題になっている『100日後に死ぬワニ』について僕なりの思いを書かせていただこうと思います。
丁度昨日100日目を迎え、予想通りワニくんは亡くなってしまいました。
死の瞬間の絵が描写されていなかったため、様々な考察が飛び交っていますが作者が我々にどのようなメッセージを伝えたかったのか考える必要があります。
おそらくどのようにして亡くなったかよりも大切なことです。
そこで今回は僕なりの考えをお話しできたらと思います。
ちょっとベタな部分が多めになると思います。ご了承くださいね。
『100日後に死ぬワニ』作者が伝えたかったこととは
この『100日後に死ぬワニ』は待ち合わせに友人が来なく道中亡くなっていたという実話に基づいております。
そのため作者はワニくんの友人のネズミなのではないかなど噂が広がっています。
途中ネズミくんの様子がおかしかったところから、ネズミくんはワニくんの未来を知っていて防ごうとしている・・・なども話題になっていましたがどうなんですかね。。
人はいつ死ぬかわからない
今回はワニなど動物に比喩しながら書かれていますが、実話を基にしている観点から見ると人に対してのメッセージだと考えます。
ワニくんに関しては100日目に亡くなってしまうことがわかっていましたが、
実際にみている僕らもそこまで生きているかわかりませんでした。
このようにいつ人は死を遂げるかわかりません。
後悔のない人生を歩むべきというメッセージは少なからず伝えたかったのだと思います。
命に大小はない
ワニくんが亡くなった理由として最有力なのがヒヨコを助けて代わりに車に轢かれてしまったことです。
Twitterのタイムラインなどには、
などいくつも投稿がありました。
確かにヒヨコを助けなければワニくんは命を落とさなかったかもしれません。
しかしそうなるとヒヨコは命を落とすことになります。
でもワニくんは後悔してるのでしょうか。
おそらくそんなことはないでしょう。
たかがヒヨコと思うかもしれません。
しかしワニくんはそんなヒヨコを2度助けました。
そんな優しい心を持ったワニ(ヒト)が1人でも増えてほしい。
そういったメッセージが込められているのではないでしょうか。
後悔しない人生を
人生は1度きりです。2度はありません。
その1回を後悔なく生きることができるか。
それが僕らに与えられた唯一のミッションなのではないでしょうか。
ワニくんの人生はどうだったでしょうか。
少なくとも僕が見る限りは幸せな人生を送れたのではないでしょうか。
確かにこれからもっともっと楽しいことが待っていたはずです。
その点を見ると残念にも思えます。
しかし現段階で後悔に思えることは僕は考えられません。
今できることは全て行ったのではないでしょうか。
話の途中までは、
好きな人がいても告白できない。しかも関わりを自ら絶ってしまう。
欲しいものがあっても我慢してしまう。
やりたいことがあっても後回しにしてしまう。
などこのまま死んでしまうと後悔しか残らない状況だったと思います。
前半の表情をみてみると明るい表情もしますが、悩んだりやりたいことを我慢しているようで表情が少し暗い様に見えます。
しかし後半はどうでしょうか。
好きな人に思い切ってアタックして。
欲しいものも手にして(布団)
本当にやりたかったゲームにチャレンジすることができて。
表情も明るくなってイキイキしてますよね。
亡くなってしまったのは本当に残念ですが彼の人生は悪いものではなかったはずです。
この部分から見るに、
人はいつ命を落とすかわからない。後悔をしないためにもやりたいことは全てやるべき。でないといつか本当にできなくなってしまう。ということだと思います。
ワニくんの死を見て残念に思った方はたくさんいると思いますが、
もっとこうしてれば人生が豊かになったのに・・・と思った方はいないはずです。
そう彼の人生は素晴らしいものだったのです。
まとめ
久しぶりにいいものに出会えた様な気がします。
僕がこの『100日後に死ぬワニ』を知ったのが確か30日目くらいだったのですが、そこから食い入る様に毎日見ていました。
死んでしまうことは決まっていて、その中でどの様に1日1日を過ごしていくのか。(本人は死ぬことを理解してない中で)
どの様なエンディングなのか。
後悔しながら死んでいくのか。それとも逆でやり残したことなくなのか。
たくさん考えました。
でもそのおかげで僕自身1日の重みを理解しながら生きています。
今生きているだけでも奇跡なんだと。
人生で唯一与えられたミッションを完遂しなければならないんだと。
僕も後悔のない様にこれからも生きていきます。
『100日後に死ぬワニ』
感動をありがとう。
作者のきくちゆうきさん本当にありがとうございました。
では。