こんにちは。YASUです。
本日は動物を利用したサーカスについて書いていきます。
動物たちのサーカスに行ったことはありますか?
僕はないのですが、映像で見る限り象が玉乗りをしたり綱渡りをしたり、
虎が火の輪をくぐったり、観客を楽しませるために曲芸を見せていますよね。
「でもあれって動物たちはやりたくてやってるのでしょうか。」
そんなわけありません。
この記事では、我々が知らないであろうステージの裏側の実状を記載させていただきます。
おそらく今後サーカスを見に行きたいと思えなくなるでしょう。
長くなりますがお付き合いください。
動物サーカスとは
動物を使った芸や人間の曲芸など複数の演目で構成される見世物のことです。僕ら観客はステージ上での出来事しか知り得ていませんが、舞台裏では動物らに対して壮絶な虐待・調教が行われております。その事実を皆様には理解していただきたいです。
「舞台は楽園。舞台裏は地獄」
舞台裏の真実
さて上述の通り舞台裏では動物らに対して壮絶な虐待が行われているのですが具体的にどのようなものなのか書いていきます。
子象の例
いまだに母乳を飲んでいる生後間もない赤ちゃんゾウ。
そんな赤ちゃんゾウだが母親象から無理やり離し、サーカス場にて一生涯を過ごす。
本能の全て、ゾウとしての自然な行動は抑制され、
厳しく気まぐれな訓練を受け続ける。
彼らは、その 精神剥奪 の為に、小屋のコンクリートの上で、
1日23時間はロープやチェーンで繫がれる。
彼らは、屋外で遊ぶことは一生許されず、ゾウという生き物として自然で大切なことは、全て、奪われる。
人間たちは、先の尖った引っ掻き棒や、電気ショックの刺し棒を使う。
地面に押し倒されて、とても乱暴に、押されたり引っ張られては、
そのサーカスの常規に合った姿勢を強いられる。
怯える赤ちゃんゾウたちは、声をあげて泣き叫ぶのだが、あるサーカス団では、大きな音楽を流して、その叫び声が聞こえないようにしているそう。
そうして長い年月を過ごし理性を完全に失った状態で舞台に上がっています。
彼らが通常通り自然界で生きていれば今頃親ゾウと一緒に幸せに暮らしていたことでしょう。
他にもライオンやトラなどたくさんの動物がサーカスをさせられています。
同様に幼い頃に親と強制的に離され、拷問を受けステージに立っています。
我々も同じように親から強制的に離され、拷問を受け、やりたくもないことをやらされたらどんな気持ちでしょうか。
サーカスに行かない。これだけで彼らの人生は救えます。
世界各国における動物サーカス事情
世界各国では動物を利用するサーカスが次々と無くなってきております。
アメリカ:31州の87行政管区でサーカスにおける動物の部分的もしくは完全な禁止。
アルゼンチン: ブエノスアイレス市での禁止を含む20以上の市で、サーカスにおける野生動物の使用の禁止。
ボリビア:サーカスにおける野生動物と家畜の使用の全国的な禁止。
ブラジル:11州と20以上の都市でサーカスにおける動物の使用の禁止。
コロンビア:サーカスにおける野生動物の使用の全国的な禁止。首都ボゴタで、サーカスにおける動物の使用の禁止。
インド: サーカスにおける特定の種の使用の全国的な禁止。
などなどあげればキリがありませんが世界各国何らかの動きを見せてます。我が国は・・・
参考URL:
・http://circuscruelty.animals-peace.net/worldtide
・http://circuscruelty.animals-peace.net/worldtide/ban_list
私たちにできること
娯楽なんてたくさんありますよね。
それが動物を利用したものである必要はありません。僕らにできること。
それは「サーカスに行かない」
ということ、それだけです。
見にいく人がいるから、見せる側があれやこれやとするのです。需要がなくなれば、動物サーカスもなくなります。
皆様の行動が今後を大きく変えていくのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サーカスという娯楽の舞台裏を知っていただけましたでしょうか。
人間も何か成果を出すにはそれ相応の努力が必要です。
しかし人間の場合はそのほとんどが自ら志願して行うものです。
動物らは同様でしょうか?
彼らは自ら望んでサーカスの練習をしているのでしょうか?
答えはNOです。
幼少期に親に一番甘えたい時期に強制的に離され精神を破壊されていく。
居た堪れない気持ちです。
我々人間が望まなければそんな思いはさせないで済むと思います。
「動物を利用したサーカスは見に行かない」
皆様の行動と彼らの未来は比例しているということをご理解ください。